2025年後期のNHK朝ドラ「ばけばけ」が始まりました。
明治の初め頃、世の中が大きく動き変化する中、物語がどのように展開するのか楽しみですね。
このドラマで、主人公の松野トキと後に結婚するレフカダ・ヘブン役を演じるトミー・バストウさんについて調べてみました。
朝ドラ『ばけばけ』について
小泉セツ&八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻がモデルの物語。
小泉八雲は、1850年ギリシャ生まれ。
1890年4月に来日し、8月より松江にある島根県尋常中学校に英語教師として赴任1896年には松江の士族の娘、小泉セツと正式に結婚し、日本に帰化
そんな小泉八雲をモデルとした、レフカダ・ヘブン役を演じるのがトミー・バストウです。
チャーミングなトミーさんが、撮影の時は少し猫背になって、好奇心旺盛でちょっと偏屈なレフカダ・ヘブンの佇まいに。
ヘブンさんと松江の人々がどんなドラマを繰り広げるのか。
登場を楽しみにお待ちください!#トミー・バストウ#ばけばけ #9月29日スタート pic.twitter.com/CbiLF7c1UZ— 朝ドラ「ばけばけ」公式 放送中 (@asadora_bk_nhk) September 27, 2025
トミー・バストウのプロフィール
日本国内のみならず、海外(アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド)からの応募を含め1767人の中から選ばれました。
日本語も堪能
子供の頃から、父親の影響で日本の映画を観る機会があり、日本の古い映画や文化が好きになったのだそう。
小さい頃に、父が世界中のいろいろな映画を見せてくれたんです。その中に、日本の“(日本語で)黄金時代”の作品があって、黒澤映画に惹かれたんです。日本の古い映画や文化にハマったのは、それがきっかけです。それから、武士道や、そういった威厳についても魅了されるようになりました。
出典:THE RIVER
10 年くらい前から趣味の一環として、独学で日本語を勉強し続けているそうです。
「SHOGUN将軍」の撮影までは、日本語は流ちょうに話せると思っていたそうですが、実際に撮影で日本人と話してみたら「まだ充分ではない」と感じたようで、撮影のない日は1日8時間勉強していたとか。
すごいですね。
外国語を学ぶ、特に日本語ネイティブではない人が日本語を学ぶことは難しいことだと思うのですが、上手な外国人って多いですよね。
役への意気込み
小泉八雲が16歳の時に左目を失明したという史実に基づき、トミーさんは特殊メイクとしてコンタクトレンズを特注し、装着しての演技に挑みました。
この設定は、失明していないという選択肢もあった中で、「役に本格的に取り組みたい」というトミーさんの強い希望により、最終的に失明の設定に決まったそうです。
役への意気込みがひしひしと伝わってきますね。
実在の人物を描いたドラマでは、史実に基づく部分とフィクションの要素があるものの、あえて史実に忠実に挑戦することで、ドラマにさらに深みを加えることができるのでしょう。
まとめ
2025年後期NHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」は、小泉セツ&八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻をモデルにした物語です。
小泉八雲をモデルにしたヘブン役には、1767人の応募者の中からオーディションで選ばれたトミー・バストウが抜擢されました。
彼は日本への思い入れも強く、日本語も堪能です。
エミー賞を受賞した「SHOGUN将軍」に出演した実力派俳優が、日本のドラマにも出演してくれることは非常に嬉しいことです。
トミーさんはイギリス生まれで、イギリスでキャリアをスタート。
その後、アメリカでも活動を広げ、さらに日本にまで進出しました。
バイリンガルの外国人俳優がどのように活躍の場を広げていくのか、これからがとても楽しみです。
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