オリンピックが開幕して、「ミラノ・コルティナ五輪」という言葉を耳にする機会が増えました。
ミラノは誰もが知るイタリアの大都市。でも…「コルティナってどこ?」と思ったのは、きっと私だけではないはず。
最初は“ミラノの中の地名?”と思って調べてみたら、まさかの別都市。
しかも、イタリアではスキーの聖地として知られている高級リゾート地というではありませんか。
この記事では、そんな“今さら聞けないコルティナ”について、ミラノとの違い、場所、なぜ2都市開催なのかをわかりやすくまとめました。
コルティナってどこ?ミラノとはまったく別の街
コルティナ・ダンペッツォは、イタリア北部のドロミーティ山地にある山岳リゾート。
標高1,200mほどの谷間に広がる小さな町で、冬はスキー、夏はハイキングの人気スポットです。
ミラノのような大都市とは全く違う、自然豊かな“山の街”です。

コルティナ・ダンペッツォ
1956年、第7回冬季オリンピックがコルティナ・ダンペッツォで開催されました。
70年ぶりの冬季オリンピック開催ということですね。
ミラノとコルティナはどれくらい離れている?
ミラノとコルティナの距離は約400㎞。
東京から軽井沢よりさらに遠いイメージで、車だと4~5時間ほどかかります。
コルティナがミラノの一部かなと思ったのは私くらいかもしれませんが、完全に別の都市であり、地理的にも文化的にも全く異なる場所です。
ミラノとコルティナの距離感は、地図で見ると一目でわかります。
Xでもとても分かりやすくまとめているツィートを発見したので、引用させていただきます。
コルティナってどこ!?
いよいよミラノ・コルティナオリンピックが始まります⛷️
日本はいくつのメダルを獲得できるでしょうか🥇ところで、ミラノは知ってるけれど、コルティナってどこ?
そんな方も多いのではないでしょうか🇮🇹そんなときにはぜひ、地図を活用しましょう!… pic.twitter.com/1HaqogBmw0
— 第一学習社【公式】 (@daiichi_g) February 5, 2026
ミラノが日本で言えば稚内と同じくらいの緯度で、コルティナはそれより北とは、驚きですね。
なぜミラノとコルティナの“2都市開催”なのか
理由は大きく3つあります。
①競技ごとに最適な環境が違うから
ミラノ:都市型競技(フィギュア、スピードスケートなど)
コルティナ:雪山を使う競技(アルペン・ボブスレーなど)
②既存施設を活用してコストを抑えるため
新しく巨大な会場を作るより、すでに世界大会が行われているコルティナの施設を使う方が合理的。
③イタリアの観光資源を広くアピール
都市と山岳リゾート、両方の魅力を世界に見せられるという狙いもあります。
なお、今回のオリンピックはミラノとコルティナ以外にも、いくつかの都市で行われる“広域開催”となっています。ただ、中心となるのはこの2都市で、特にコルティナは雪上競技の主要会場として注目されています。
コルティナではどんな競技が行われる?
コルティナは“雪山系競技”の中心地。
特に有名なのはアルペンスキーで、世界大会の常連開催地です。
・アルペンスキー
・ボブスレー
・リュージュ
・スケルトン
・クロスカントリーの一部
など、スピードと迫力のある競技が集まります。
日本でコルティナの知名度が低い理由
いくつか理由があります。
・日本の旅行者はローマ・ミラノ・フィレンツェなど“都市観光”が中心
・冬のスキーリゾートとしてはスイスやオーストリアの方が有名
・過去のオリンピック(1956年)から時間が経っている
・日本のメディアで取り上げられる機会が少ない
スキーなどウィンタースポーツに馴染みのある方々にはきっと知られている場所なのでしょうね。
それゆえ、私のように今回のオリンピックで初めて知った人も多いのではないでしょうか。
世界では“スキーの聖地”として超有名
ドロミテ山脈にあるコルティナは、“ドロミテの女王”と呼ばれるほどの、美しい高級リゾートであり、セレブや王族も訪れる高級地で、街並みも洗練されています。
世界的には知名度が高いが、日本ではあまり知られていない。
このギャップが、今回のオリンピックで一気に注目される理由でもあります。
まとめ
ミラノとコルティナは、大都市と山岳リゾートという、全く違う魅力を持つ2つの街。
・ミラノとコルティナの距離は約400km
・雪山競技の聖地として世界的に有名
・2都市開催は合理的な理由がある
こうした背景を知るだけで、競技を見るときの視点がぐっと広がります。

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