松谷鷹也のプロフィールとは?映画『栄光のバックホーム』で横田慎太郎役を熱演!

俳優

11月28日から映画『栄光のバックホーム』が公開されました。
公開前に予告編を観た時から既に涙腺崩壊。
本編も拝見しましたが、最初から最後まで泣いてました。
横田慎太郎役を演じる松谷鷹也さんはどんな人なのだろうと思って調べてみました。

松谷鷹也のプロフィール

生年月日:  1994年1月22日
出身:    神奈川県
身長:    185cm
父親は、ドラフト2位で巨人に入団した元投手の松谷竜二郎さん。
左投げ左打ち

小学2年から野球を始め、中学から硬式でプレー。
学法福島高校の藤森孝広監督から誘いを受け、2010年高校2年秋の大会では東北大会まで進むが、その後の春に東日本大震災。
夏の大会も8強で敗れ、甲子園出場は叶わず。
常磐大学(水戸市)に進むが、半年で肩を痛め復帰の見通しも立たず中退。

この時はどんな気持ちだったでしょうか。
松谷さんが子供の頃、病児が野球選手に励まされ手術を決める姿を見て、「人を勇気づける仕事」と感じ、自分も誰かの背中を押せるような仕事をしたいという思いがあり、プロ野球選手を目指していたのがその道を絶たれ絶望したことでしょう。

結果的に「どんな出来事にも意味はある」と思えても、その時の現実は受け入れ難いものだったのではないでしょうか。

役者への道

プロ野球への夢を絶たれ、大学も中退ししばらくは引きこもっていた松谷さん。
4歳上のお兄さんから薦められた『仮面ライダーカブト』のヒーローの姿に「役者も誰かの背中を押せる」と、モデルから始め運送業などの仕事をしていたそう。
そして、コロナ禍の2020年10月に、知人の紹介で今作の秋山純監督のワークショップを訪ね、まずは制作進行や映画製作を学び、修行を始めます。

「人を勇気づけたい、背中を押せる人になりたい」という思いが強かったのですね。
その思いはプロ野球選手でなくても活かせる。
俳優という新たな道を目指して一から歩み出したのですね。

今作で報知映画賞新人賞を受賞。


きっと慎太郎さんも喜んでいらっしゃるのではないでしょうか。

横田慎太郎さんとの絆

2021年3月にこの映画の企画がスタート。
その時はもちろんキャストも決まっておらず、脚本の中井由梨子さんが、横田慎太郎さんを取材するにあたり野球の知識がないため、サポートとして松谷さんも参加。
コロナ禍で初めはリモート取材だったのが、2022年の春に鹿児島で対面。
野球を愛する者同士、また、父親が元プロ野球選手という共通点もあり、すぐに意気投合したようです。
身長も同じくらい、左投左打。
こうやって見ると何となく似てますね。

出典:映画『栄光のバックホーム』公式HP

2022年8月に、横田慎太郎役は松谷鷹也さんに決まります。

2人は親交を深めていきましたが、残念ながら横田慎太郎さんは、2023年7月18日永眠。享年28歳。
もう、書いているだけで涙が出そう。

病気がなければ、阪神タイガースで今も活躍されていたのではないでしょうか。
高校を卒業し憧れのプロ野球の世界に入り、まだまだこれからという24歳で引退を余儀なくされてしまうって。
肩を痛めてプロ野球選手への道を絶たれた松谷さんにも痛いほどこの時の気持ちは理解できるのではないでしょう。

色々な場でも松谷さんは、“横田慎太郎さんへのリスペクト”を述べていらっしゃいますし、映画でもそれが伝わってきます。

映画『栄光のバックホーム』

横田慎太郎。2013年のドラフト会議で阪神タイガースに 2位指名され、背番号 24を背負う若きホープとして将来を期待されるも、21歳で脳腫瘍を発症。引退を余儀なくされた彼が最後の試合で魅せた“ラストプレー”は、野球ファンのみならず、多くの人々の心に深く刻み込まれた。

出典:映画『栄光のバックホーム』公式HP

横田慎太郎さんを新人の松谷鷹也さんが演じ、また、母親役にはW主演で鈴木京香さんが演じています。
素晴らしい息子を持てた幸せを表現しなければ」という鈴木京香さんの言葉通りに好演されていました。

また、他のキャストの豪華なこと。
素晴らしい俳優陣が脇を固めます。

まとめ

映画『栄光のバックホーム』横田慎太郎役を務める松谷鷹也さんについて調べてみましたが、いかがでしたでしょうか?

松谷さんは甲子園を目指した高校球児であり、プロを目指すも肩を壊し断念。
「人を勇気づける仕事がしたい」という思いは、野球から役者業へと変わっても継続し、この映画でも慎太郎さんと共に“人の背中を押し”続けていくのではないでしょうか。
私は野球はあまり興味は無いですが、この映画は、野球好き嫌いに関係なく、人間としての在り方・生きざまなど心を打たれます。

一人でも多くの方に観てほしい映画です。

そして、松谷鷹也さんのこれから俳優としての益々の活躍を期待しています。

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